チャイルドマインダー資格の仕事や収入


保育士の資格よりも手軽に取得できると人気の、保育スペシャリストの資格が「チャイルドマインダー資格」です。
日本ではあまり馴染みのない資格ですが、イギリスでは70年以上もの長い歴史を持っている本格的な資格であり、1名から4名という少数に限定したこだわりの保育がポイントです。

チャイルドマインダー資格の仕事・収入

日本でのチャイルドマインダーの資格は、公益法人チャイルドマインダー事業者協会が認定をおこなっています。
チャイルドマインダーとして働く場合は、大まかに二通りのパターンがあります。
一つは施設型保育であり、企業や自治体によって運営されている施設にて仕事をするケースです。
一般的な保育園だけでなく、企業や病院内にある託児施設の中で働くことができます。
もうひとつは家庭的保育であり、保護者や自治体と直接契約して働きます。
自宅にて子どもを預かり保育する地域密着型の働き方と、利用者の家庭に直接向かう訪問型、そしてそれぞれを組み合わせて自由にスケジュールを組む方法があります。

一般的にはベビーシッターのような働き方となりますが、チャイルドマインダー資格の場合は、預かる子どもは一名でなく数名であるケースを視野に入れており、より保育士の資格に近い物となっています。
一対一で接するのではなく、一対多となるので、より高い注意力が必要になるといえます。
子どもはどんな行動を取るかわかりませんので、油断や気の緩みが事故へと繋がる可能性があります。
また、それぞれの子どもの親によって教育方針が異なっているため、それぞれに柔軟な対応ができなければなりません。
時には親からのクレームを受けてしまうこともあるので、対応力が求められます。

主婦業を続けながらなど、自由な時間を選んでの働き方が可能なので、副収入が期待できます。
ある程度子育てに一段落付いている場合は本格的にフルタイムで働くことも可能であり、子どもを預かる施設は不足している現在では、今後も高く安定した収入を見込めます。
チャイルドマインダーは基本的に個人事業がメインとなるため、チャイルドマインダー資格以外に持っている資格や、経験が特に重要となります。
その場合は保育士や看護師、教師などの資格や、塾講師などの経験があれば、相乗効果によってより信頼されるチャイルドマインダーとして活躍できます。
保育士とかなり似た性質を持っている資格であり、仕事内容ですが、チャイルドマインダー資格はあくまでも民間資格となります。
より自由な働き方を選べる分、個人の努力が必要になるのがポイントです。


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